一、 用途
15 JF測定顕微鏡（デジタル顕微鏡）は光学計器の一種で、その構造は簡単で、3”TFTディスプレイを用いて直読し、操作が便利で、適用範囲は極めて広く、主な用途は以下の通り：
1.直角座標における長さの測定、例えば穴距離、基面距離、目盛幅、キー溝幅、スリット幅、貫通穴外周直径などを測定する。
2.ダイヤルを回して角度を測定し、例えばダイヤル、テンプレート、ゲージ、ドリルモジュール及び幾何形状が複雑な部品に対して角度測定を行う。
3.作業表面の仕上げを比較法で検査し、冶金工業の鉱石標本を同定するための観察顕微鏡として使用する。印刷写真の製版を鑑定し、紡績繊維などを検査する。

二、仕様：

ぶつレンズ		めがね		けんびきょう 拡大倍率	さぎょうきょり (mm)	視野直径 (mm)
倍率/開口数	焦点距離（mm）	拡大倍率	焦点距離（mm）
2.5×/ 0.08	43.40	10× テープ分割板	25.00	25×	58.84	5.6
10×/ 0.25	17.13			100×	7.81	1.4

測定テーブル読取装置の主な仕様：
LED上下可変光源を採用し、X、Y測定結果はすべて3”TFTディスプレイを用いて直読、公英制変換
X軸測定範囲50 mm
Y軸測定範囲13 mm
デジタル分解能0.0001 mm
測定台の回転範囲は問わない
測定台ダイヤルスケール範囲0°^~360 °
測定台ダイヤルのスケール値1°
測定台ダイヤルカーソル示度6’
測定場所温度（20°C±3°C）
測定精度：計器精度誤差±（5+L/15）μm
注：L-被測定子長さ（mm）

三、主要寸法：
測定台と対物レンズ間の最大距離80 mm
測定テーブル直径120 mm
計器外形寸法（縦×幅×高さ）262×220×425 mm
計器重量：約11 kg